立憲民主党の泉健太代表は29日、在職1000日を迎えた岸田文雄首相の政権運営を批判した。首相が掲げる「令和版所得倍増計画」や新しい資本主義などを挙げ「先送りの連続だ。課題に答えを出せない岸田政権には変わってもらわなければならない」と千葉県市川市で記者団に述べた。

首相が9月の自民総裁選に向けて始めた地方行脚については「身内との対話だ。自民は本当の国民の声を聴いていない」と切り捨てた。その上で「来たるべき衆院選に焦点を合わせて政権交代の準備をする」と強調。目標に掲げる小選挙区候補者200人擁立の実現に向け作業を加速させるとした。〔共同〕

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