自民党総裁選挙をめぐり、これまで2度挑戦している河野デジタル大臣は先週の記者会見で「立候補の意欲は初当選時の28年前から申し上げている」と述べる一方、今は大臣として職務を全うすることが最優先だという考えを示しました。

河野大臣は、2日の閣議のあとの記者会見で、記者団から「各種の世論調査で河野氏が次の総裁にふさわしいと答える割合が減っている」として、その理由について問われ「さまざまな要素がいろいろな所にあると思う。特に詳細を分析しているわけではないので、なんと申し上げてよいか分からない」と述べました。

一方、記者団から、今の健康保険証を廃止し、マイナンバーカードと一体化した「マイナ保険証」の利用を進めようとしていることがマイナス要因になっているのではと質問されたのに対しては「特にそうしたことはないと思う」と述べました。

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