林芳正官房長官は2日の記者会見で、日経平均株価が終値でおよそ3カ月ぶりに4万円台をつけたことに触れた。「成長と分配の好循環を実現して力強い日本経済の実現につなげていくことが重要だ」と述べた。

前日比400円超上げ、終値で4万0074円をつけた日経平均株価(2日、東京都中央区)

林氏は日々の株価水準へのコメントは避けた。「コーポレートガバナンス(企業統治)改革の推進や金融・資産運用特区の推進など資産運用立国の実現に向けた取り組みを進める」と語った。

「物価高に負けない賃上げの実現や賃上げを生み出す企業の稼ぐ力の強化に引き続き取り組む」と強調した。

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