海上自衛隊は3日、南太平洋地域で英豪両国の海軍と共同訓練を1、2両日に行ったと発表した。日本は同盟国・米国のほかに「同志国」との安全保障協力も進めており、英国と豪州を「準同盟国」と位置付けている。海自が日英豪3カ国の枠組みの共同訓練に参加するのは初めて。

 海上幕僚監部によると、訓練はフィジー沖からトンガ沖の海域で行われ、陣形を組む「戦術運動」などを確認した。海自からはインド太平洋地域の海軍と連携強化を図る「インド太平洋方面派遣」でフィジーに寄港していた護衛艦「のしろ」が参加した。(田嶋慶彦)

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