自民党の衛藤晟一元沖縄北方担当相(76)=参院比例=は、改選を迎える来年夏の参院選に立候補せず、今期限りで政界を引退する意向を固めた。地元の大分県で近く記者会見を開く予定。関係者が4日明らかにした。
次期衆院選大分1区に長男が党公認で立候補を予定していることや、自身の年齢を考慮したとみられる。
衛藤氏は大分県議などを経て、1990年の衆院選で初当選し4期務めた。2007年から参院議員に転じ、現在3期目。思想的に近い安倍晋三元首相を支え、19年9月に安倍内閣の沖縄北方担当相に就いた。
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