公明党の石井啓一幹事長は5日の記者会見で、東京都知事選の選挙掲示板に同一のポスターが多数張られたり、奇抜な政見放送が放映されたりしている状況を受け、秋の臨時国会で公選法改正を目指す考えを示した。「政党間で合意し、法改正できれば一番望ましい」と述べた。
同問題では、自民党からも「公選法見直しも含め、対応策を検討する必要がある」（梶山弘志幹事長代行）との声が出ている。公明は来週にも党内にプロジェクトチームを設置し、議論に着手する。都知事選でほぼ全裸の女性のポスターが張られた問題に加え、4月の衆院東京15区補欠選挙で起きた選挙妨害事件も扱う方向だ。
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