木原稔防衛相は5日、青森県の宮下宗一郎知事と防衛省で面会し、三沢基地(同県)への米空軍F35Aステルス戦闘機配備計画に理解を求めた。「公表前日の説明は唐突で、極めて遺憾と言わざるを得ない」と抗議した宮下氏に対し「日米同盟の抑止力、対処力が強化される」と意義を強調した。
宮下氏は「事故や騒音に対する住民の不安増大を懸念している」とも主張。木原氏は、運用に大きな変更はないとしている米側の説明を紹介し、不安解消に努める考えを示した。
米国防総省は現地時間3日、三沢基地のF16戦闘機36機をF35A48機に置き換える計画を発表した。
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