ロシアのプーチン大統領は9日、首都モスクワで、グローバル・サウスの代表格であるインドのモディ首相と首脳会談を行い、ウクライナ侵攻をめぐって欧米との対立が激しくなる中、協力関係をアピールしました。

林官房長官は午前の記者会見で「会談の結果も含め、今後のロ印関係の推移を関心を持って注視していく」と述べました。

そのうえで「日印首脳間はウクライナの戦闘の即時停止と 対話による事態の打開に向けた働きかけの重要性で一致しており、自由で開かれたインド太平洋の実現に向けた重要なパートナーのインドとの間で、日米豪印の枠組みも含めて今後とも連携していく」と述べました。

一方、ロシア軍によるウクライナの首都キーウの小児病院などに対する大規模なミサイル攻撃を受けて開かれた国連安保理の緊急会合について「わが国を含む多くの理事国が国際人道法違反だと非難し、懸念を表明した。引き続き対ロ制裁とウクライナ支援を強力に推進していく」と述べました。

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