立憲民主党の本部で11日行われた会談には、立憲民主党の泉代表や岡田幹事長、連合の芳野会長ら双方の幹部が出席しました。

この中では、東京都知事選挙で立憲民主党が共産党とともに支援した蓮舫氏が3位に終わったことをめぐり、芳野氏が「4月の衆議院東京15区の補欠選挙で共産党と並んで活動したことに連合として看過できないという見解をまとめたが、今回の都知事選挙ではさらに共産党が前面に出すぎて蓮舫氏が共産党の候補者のように見えてしまった」と苦言を呈しました。

これに対し、泉氏は「蓮舫氏は堂々たる戦いをしたが、教訓をどう生かしていくか党内で話し合いをする」と述べ、今後、敗因を分析する考えを伝えました。

会談のあと芳野氏は記者団に対し「東京の取り組みは全国に与える影響が非常に大きく、共産党が前面に出すぎて逃げた票があったのではと申し上げた。衆議院選挙に向けて戦いやすい形は立憲民主党と国民民主党、それに連合が1つのかたまりになることで、選挙区調整は両党の間で行ってほしい」と指摘しました。

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