共産党の田村委員長は、15日、党の創立から102年となるのを前に、党本部で講演しました。

この中で、先の東京都知事選挙で党が支援した蓮舫氏が3位となったことについて「結果は残念だったが、どのような教訓を引き出すか、ともに選挙を戦った市民や政党と率直に議論したい」と述べました。

その上で「自民党政治は『裏金事件』にとどまらず、暮らしと経済などあらゆる面でどん詰まりに陥っており、新しい政治への転換が求められている。きたるべき衆議院選挙で、財界や大企業の利益最優先の政治をもとから変えるため党を躍進させたい」と強調しました。

また、ほかの野党との連携については「『立憲主義を守れ』の原点に立って、市民と野党の共闘を再構築する」と述べました。

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