岸田総理大臣は、今月10日から5日間の日程でアメリカとドイツを訪問しました。
アメリカでは、NATO=北大西洋条約機構の首脳会議に韓国などのパートナー国とともに出席し、今後も連携してウクライナ支援にあたっていくことや、サイバー防衛などの安全保障分野で協力していくことを確認しました。
続いて訪れたドイツでは、ショルツ首相と首脳会談を行い、自衛隊とドイツ軍の間で防衛協力を進めていくことや、中国による経済的威圧も念頭に、経済安全保障分野での新たな協議の枠組みを設置することで合意しました。
一連の日程を終えた岸田総理大臣は、14日午前6時半すぎ、政府専用機で羽田空港に到着しました。
岸田総理大臣は今週、旧優生保護法をめぐる裁判の原告らと面会し、直接おわびのことばを伝えるほか、南太平洋の国と地域の首脳らを東京に招いて開く「太平洋・島サミット」に共同議長として臨み、気候変動や災害対策などに連携して取り組むことを確認したい考えです。
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