岸田文雄首相は14日、トランプ前米大統領が選挙集会で銃撃された事件を受け、自身のX(旧ツイッター)に「民主主義に挑戦する暴力には毅然(きぜん)と立ち向かわなければならない。トランプ氏の一刻も早い回復をお祈りしている」と投稿した。

自民党の茂木敏充幹事長は宮城県石巻市での会合で「暴力に訴えることはあってはならない」と非難。「(日米貿易交渉に関し)トランプ氏から『茂木はタフだ』と言われたことがある。事件後、耳に負傷を負いながらも拳を振り上げるトランプ氏こそタフと感じる」と述べた。

立憲民主党の泉健太代表はXで「重大な事態。どうか無事でありますように」と表明。国民民主党の玉木雄一郎代表は「暴力による選挙妨害、言論封殺は断じて許されない」と強調した。

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