国民民主党の玉木代表が運用を始めた「AIゆういちろう」の画面。憲法改正についての質問に答えている

 国民民主党の玉木雄一郎代表は、生成人工知能(AI)を使った政策発信サイト「AIゆういちろう」の運用を始めた。政党支持率の低迷が続く中、次期衆院選をにらみ、SNSを多用する有権者に政策をアピール。党勢拡大につなげる狙いで、8日の公開後、12日までに約7万7千件の利用があったという。

 「AIゆういちろう」は、政策について聞きたいことのある利用者が、音声や文字で質問内容を入力する。AIは、玉木氏の国会質疑の議事録やX(旧ツイッター)への投稿内容を学習しており、回答を自動作成する。

 玉木氏は「これまでの議論を正確に反映した答えが出る。より建設的な議論ができる」と期待する。

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