政府は19日の閣議で、南スーダンの国連平和維持活動(PKO)の司令部に自衛官を2人を追加で派遣すると決めた。派遣は計6人態勢となる。派遣期間も6月30日までの延長を暫定的に決めた。
政府は2011年から司令部に要員を派遣している。今回は国連による司令部副参謀長の公募に1等陸佐が合格したのに伴い、追加派遣を決めた。木原稔防衛相は記者会見で「自衛官派遣を通じ、国連による平和のための努力に貢献していく」と述べた。派遣期間は1カ月の延長にとどめたが、今後、国連安全保障理事会が活動期間を延長すれば、それに応じてさらに延長する方針。(田嶋慶彦)
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