連合の芳野友子会長は19日の記者会見で、立憲民主党について「だんだん共産党との距離感が縮まってきたように見えた」と述べた。立民や共産党などが蓮舫氏を支援した7日投開票の東京都知事選や、立民の公認候補を共産党が支援した4月の衆院東京15区補欠選挙の構図を挙げて指摘した。
「東京は影響力がすごくあるので、全国に影響してしまう懸念材料がある」と説明した。「連合は共産党と一緒にやることは今後もない」と語り、連合が支援する立民が共産党と連携を深めることに不快感を示した。
同席した清水秀行事務局長も「東京で立民がどういった選挙態勢をとるのか、全国から多くの組合が注目していた」と話した。
都知事選での蓮舫氏の得票数が2022年参院選の立民、共産両党の候補の合計得票数を下回ったことから「立民を支持してきた人の票が減ったと分析してしかるべきだ」と強調した。
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