立憲民主党の泉代表と日本維新の会の馬場代表の会談は23日夜、東京都内の日本料理店で2人だけで3時間余り行われました。

会談では、泉氏が自民党の政治とカネの問題などを踏まえ、次の衆議院選挙で政権交代を目指す考えを伝え、選挙後の政権の枠組みやそれぞれの党内事情などについて意見を交わしました。

一方、衆議院選挙での選挙協力については話題にならなかったということです。

会談のあと、泉氏は記者団に対し「われわれは政権を目指していくので、さまざま意見交換した。維新の会の考え方があるのでお互いの立ち位置を尊重しながら今後に向かっていく」と述べました。

馬場氏は「通常国会が終わりいろんな話をした。こちらは選挙区調整はしないと言っているので、泉氏もそこはわかってくれている」と述べました。

泉氏は政権交代の実現に向け、今週以降、野党各党の幹部と意見を交わしていくとしていて、22日の夜は食事をとりながら、国民民主党の玉木代表と連合の芳野会長の3者で会談しています。

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