大津市で保護司の男性が殺害された事件を受けて、法務省は、刑務所や少年院を出た人の立ち直りを支援している保護司を対象に先月聞き取り調査を行いました。

その結果、聞き取りを行った1万6184人のうち1480人が不安を抱えていると回答しました。

具体的には、自宅で面接に応じることや、乱暴な言動をする人を担当することなどに不安が示されたということです。

このため法務省は、25日、全国の保護観察所と地方更生保護委員会に対し、自宅以外の面接場所を確保することや、対象者を複数の保護司で支援することなどを積極的に進めるよう指示する通知を出しました。

小泉法務大臣は「保護司の方々が相当な不安を抱えながらも頑張ってくれているのが伝わってきたし強い使命感も感じた。それに対処し改善する大きな責任があるのでしっかり取り組んでいきたい」と述べました。

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