衆院政治改革特別委員会の与野党メンバーは、28日~8月3日の日程でドイツと英国を視察する。自民党派閥の政治資金パーティー裏金事件を踏まえ、政治資金を監督する第三者機関の在り方を調査。先の通常国会で成立した改正政治資金規正法の付則では、独立性を確保した機関設置を明記しており、今後の制度設計に生かす考えだ。
ドイツでは連邦議会事務局を訪ね、議会に設けた監督機関の運用実態を確認する。社会民主党(SPD)、キリスト教民主同盟(CDU)から政党の資金運営も聞き取る。
英国では監督機関が持つ権限を調べるほか、労働党と保守党から政治資金を巡る実情をヒアリングする。
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