上川陽子外相は28日、ブリンケン米国務長官と東京都内で会談した。覇権主義的な動きを強める中国を念頭に、南シナ海を含む地域情勢について議論。日米連携や、台湾海峡の平和と安定の重要性を確認した。

上川氏は4月の日米首脳会談に触れ、「かつてなく強固に結ばれた日米関係だ」と強調。「法の支配に基づく自由で開かれた国際秩序を共に維持・強化するグローバルパートナーとして一層連携を深めたい」と語った。ブリンケン氏も賛意を示した。

会談を前に握手する米国のブリンケン国務長官(左)と上川陽子外相=28日午後、東京都港区の飯倉公館(代表撮影)

日米外相会談に臨む米国のブリンケン国務長官(左から3人目)と上川陽子外相(右端)=28日午後、東京都港区の飯倉公館(代表撮影)

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