自民党青年局は1日鈴木貴子青年局長らが総理大臣官邸で岸田総理大臣と面会し、政治とカネの問題からの党の再生に向けた申し入れを行いました。

この中では、来月行われる総裁選挙は党の再生を内外に示せる重要な機会だとして、前例にとらわれず可能なかぎり選挙期間を確保するよう求めています。

そのうえで、候補者による全国遊説に加え地方やオンラインでの討論会を最大限開催するほか、それぞれの主張をSNSで発信するなど広く開かれたものにすべきだとしています。

一方、党幹部が地方議員や党員の声を聴く車座対話についても、出された意見や課題を整理して党内で共有し、議論の場を設けるよう求めています。

申し入れのあと鈴木氏は記者団に対し「今回の総裁選挙は党の命運がかかった最後のチャンスだという危機感を持っており、開かれた議論をしっかりと行わなければならない」と述べました。

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