初日の1日は、午前中、人口減少問題への対応について議論が行われ、鳥取県の平井知事は「地方も大都市も人口減少を食い止めることが必要で、待ったなしの課題だ」と述べました。
そして対応を強化するため、平井知事を本部長とする対策本部を知事会に設置することを決めるとともに、政府に対し、構造的な課題の解決に向けて、戦略を総合的に推進する組織や体制を整備することなどを求めていくことになりました。
一方、今回の会議でまとめる予定の決議案の中で「人口や産業が特定の地域に集中している」と指摘した部分について東京都の小池知事が「日本全体の問題であり、パイの取り合いを考えていたのでは本質的な解決はできない」と難色を示し、折り合いがつきませんでした。
このため知事会は、最終日の2日までに文言を調整することにしています。
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