外務省は5日、中東のレバノンに発出していた4段階で最も厳しい「レベル4」(退避勧告)の危険情報を全土に広げた。イスラエルとの国境地帯で親イラン民兵組織ヒズボラとイスラエルの交戦が激化したためだ。
レベル4は「安全な国・地域へ退避を」「どのような目的であっても新たな渡航はやめるにように」と呼びかける。
主要7カ国(G7)の外相は4日、中東情勢を巡り電話で協議し、G7外相声明を発出した。「中東における緊張の高まりに深い懸念」を表明した。全ての当事者に報復的な暴力を回避し「緊張緩和に向けた建設的な関与」を求めた。
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