マイナンバーカードを持ち歩く人の割合

 マイナンバーカードを取得しても普段は持ち歩かない人が40.1%いることが、デジタル庁のアンケートで分かった。政府は災害時のカード活用を念頭に携行を呼びかけている。持ち歩かない理由は「必要がない」が多く、日常での利用場面の拡大が鍵になりそうだ。

 政府は災害時の避難状況の把握にカードを使い、年齢や性別に応じた支援に生かしたい考え。ただ持ち歩かない人の割合は、年代が上がるほど高かった。理由は「利用する必要性・機会がない」のほか「落とした場合に不安」も多かった。

 「持ち歩いている」は45.8%、カードを「取得していない」は13.4%だった。

 昨年11~12月、2万人を対象にネットで行った。

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