来月23日に投開票が行われる立憲民主党の代表選挙をめぐり、枝野前代表は9日、リベラル系の議員でつくる党内最大の議員グループの代表を務める近藤昭一衆議院議員らと会談し、今後の対応を協議しました。

このあと枝野氏は記者団に対し「日本は政治の新しいステージへと進んでいかなければならない大きな分岐点にある。逃げることなく、時代の転換の先頭に立つのが私の使命だ」と述べ、立候補する意向を明らかにしました。

そのうえで「代表選挙で問われるべきは、衆議院選挙で自民党と競い合う総理大臣候補として誰が望ましいかという一点だ」と述べました。

そして枝野氏は今月21日に記者会見し、正式に立候補を表明すると明らかにしました。

枝野氏は衆議院埼玉5区選出の当選10回で60歳。

民主党政権で官房長官などを歴任し、2017年に立憲民主党を立ち上げました。

代表選挙をめぐっては、現職の泉代表もすでに立候補の意向を固めていて、野田元総理大臣には党内から立候補に期待する声が出ています。

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