岐阜県庁

2025年2月の任期満了に伴う岐阜県知事選に自民党の渡辺猛之参院議員(56)=岐阜選挙区=が立候補する意向を示していることが10日、関係者への取材で分かった。現在5期目の古田肇知事(76)は8日の記者会見で出馬しないと明らかにしている。

知事選には2021年選挙で落選した元内閣府官房審議官の江崎禎英氏(59)が出馬の意向を固めている。21年選挙は計4人が立候補し、自民県連の支持が古田、江崎両氏に割れる保守分裂選となった。

渡辺氏は岐阜県八百津町出身。県議を経て、10年参院選で初当選した。これまでに参院農林水産委員長や国土交通副大臣を務め、現在3期目。〔共同〕

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