岸田文雄首相は13日、キルギスのジャパロフ大統領と10分ほど電話協議した。南海トラフ地震の臨時情報に対応するため中央アジア訪問を延期したと説明した。外務省によると、ジャパロフ氏は首相の判断に理解を示した。

同氏は「日本と一層の関係強化に向け引き続き連携していきたい」と発言した。首相は今後の訪問に関して「諸般の事情を踏まえつつ、適宜調整したい」と伝えた。

首相は9〜12日の日程でカザフスタン、ウズベキスタン、モンゴルを訪れる予定だったが、延期した。カザフスタンで中央アジア5カ国との初めての首脳会議に出席し、個別会談にも臨む計画だった。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。