自民党の萩生田光一前政調会長は15日、岸田文雄首相の総裁選不出馬表明を受け「党三役として支えなければいけなかったが、力を発揮できず、大変申し訳ない」と述べた。東京・九段北の靖国神社を参拝後、記者団の取材に答えた。  萩生田氏は解散方針を決めた安倍派の有力者「5人組」の一人で、派閥裏金事件を受け昨年12月に政調会長を辞任した。  首相の決断に関し「熟慮に熟慮を重ねた結果だと思うので重く受け止め、評価をしたい」と説明。総裁選に向けて「経験も刷新感も大事だ」と言及した。


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