あわせて読みたい
旧統一教会の教義に共感する発言は「記憶にない」と小林鷹之氏 自民総裁選に出馬を表明
総裁選に立候補するには、党所属国会議員20人の推薦が必要となる。
◆半数近くは安倍派の中堅・若手
小林氏は記者会見で「『脱・派閥選挙』を徹底する。旧派閥に支援は一切求めない。自民党は生まれ変わる。私たちの姿を党員、国民の皆さまに見ていただきたい」と訴えた。出席議員の一人も「われわれはもう、派閥という枠組みで動いていない」と話した。小林鷹之氏の記者会見に同席した国会議員=国会内で(木戸佑撮影)
同席者の顔触れは、解散を決めた安倍派に所属していた議員が半数近くを占めた。小林氏は解散を決めた二階派の所属だったが、2021年の前回総裁選では安倍晋三元首相が推した高市早苗経済安保担当相の推薦人になるなど「タカ派」として知られ、小林氏のスタンスに共鳴する中堅・若手が集まったとみられる。 出席した安倍派議員は本紙の取材に、立候補が取り沙汰される小泉進次郎元環境相への支援を打診されたと明かした上で、「浮気をせずに、保守派の小林さんを支援したい」と力を込めた。 福田達夫元総務会長は、報道陣に「仲間で話をする中で、自然と『小林がいい』という話になってきた。同期も、期が違う人もいる。先輩の方々にもいろいろ話をしている中で、今回小林を押し出そうというふうになった」と語った。(佐藤裕介、近藤統義、宮尾幹成) 小林氏の記者会見への同席が確認できた国会議員は次の通り(順不同、麻生派以外は解散を決めている)。 【安倍派】大塚 拓(衆院5期)
福田 達夫(衆院4期)
細田 健一(衆院4期)
和田 義明(衆院3期)
宗清 皇一(衆院3期)
鈴木 英敬(衆院1期)
塩崎 彰久(衆院1期)
吉田 真次(衆院1期)
松本 尚(衆院1期)
小森 卓郎(衆院1期)
石井 拓(衆院1期) 【二階派】
武部 新(衆院4期)
高木 宏寿(衆院3期)
中曽根 康隆(衆院2期)
岩本 剛人(参院1期) 【麻生派】
山田 賢司(衆院4期)
斎藤 洋明(衆院4期)
務台 俊介(衆院4期) 【岸田派】
岩田 和親(衆院4期) 【森山派】
鬼木 誠(衆院4期) 【無派閥】
大野 敬太郎(衆院4期)
熊田 裕通(衆院4期)
勝目 康(衆院1期)
森 由起子(衆院1期)
自民党総裁選への立候補を表明した小林鷹之前経済安全保障担当相=国会内で(木戸佑撮影)
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。