来月7日告示、23日投開票の日程で行われる立憲民主党の代表選挙は、枝野前代表が21日に記者会見を開き、立候補を正式に表明することにしています。

枝野氏は19日、みずからが顧問を務める、リベラル系の議員でつくる党内最大グループの総会に出席して支援を求めました。

グループは、19日の段階では結論を出さなかったものの、代表の近藤昭一 衆議院議員は「枝野氏と通じる部分はもともとあり、グループとしてまとまって行動したい」と述べました。

また、これまで立候補に慎重な姿勢を示していた野田元総理大臣に対しては19日、党内の中堅・若手議員の有志に加え、野田氏の地元の千葉県連に所属する議員らが相次いで立候補を要請しました。

野田氏は「自分に何ができるか熟慮し、考え抜きたい」と述べ、できるだけ早期に判断するとしています。

一方、再選を目指して立候補する意向を固めている泉代表は、野田氏への立候補要請の動きについて「先輩に頼りたくなる気持ちはわからないわけではないが、中堅・若手がみずから党をどう担えるか考えることが大事ではないか」とけん制しました。

泉氏は、みずからに近い議員とともに支援の呼びかけを続けています。

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