28日投開票の衆院東京15区補欠選挙で、掲示板の候補者ポスターにスマートフォンをかざして、その候補が同性婚の法制化に賛成かどうかが分かるシステムが22日、利用できるようになった。

架空の選挙ポスターにスマホを向けると、画面上に「賛成」の文字が現れた

 システムは、同性婚の法制化を目指す公益社団法人「Marriage For All Japan―結婚の自由をすべての人に」が開発した「PRIDE VISION(プライドビジョン)」。  法制化に賛成の候補者であれば、スマートフォンの画面に「賛成」の文字が飛び出すアニメーションが流れる。事前のアンケートで「反対」「回答しない」と答えた候補者や、未回答の候補者は、ポスターの画像がそのまま表示される。  同法人は、次期衆院選では、都内全選挙区でのシステム活用を目指している。担当者は「投票率低下や政治離れが言われる中、同性婚という争点を可視化し、投票行動につなげたい」と話している。  プライドビジョンのサイトはこちら。(奥野斐) 

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