自民党の総裁選挙は、来月12日の告示を見据え、立候補に向けた動きが活発になっています。

小林鷹之氏は、21日、岸田総理大臣に立候補を表明したことを報告したあと、党に所属する、ほぼすべての議員の事務所へのあいさつ回りを終えました。

石破元幹事長は、みずからに近い議員らと会合を開き、総裁選挙に立候補する考えを伝えました。

24日、地元・鳥取の神社で立候補を表明し、後日、東京で記者会見して公約などを発表することにしています。

河野デジタル大臣は、来週26日に記者会見して立候補を表明する方針で、自身のYouTubeチャンネルで配信する動画の撮影を行いました。

林官房長官は、27日にも立候補を表明する方向で調整に入りました。

また、高市経済安全保障担当大臣は、近い議員と対応を協議しました。

参加した山田宏・参議院議員は「推薦人については集まるメドがついたとみており来週中には、決意表明があるのではないか」と述べました。

立候補に意欲を示す加藤元官房長官は、森山総務会長と会談して支援を要請し、

上川外務大臣は、盛山文部科学大臣ら近い議員と推薦人の確保に向けた方策を協議しました。

一方、小泉進次郎氏は、記者団から「立候補の意向だという報道があるが」と問われたのに対し「一つ一つにお答えすることは控えたい」と述べるにとどめました。

立候補に意欲をにじませている茂木幹事長は、水戸市で地元の県連幹部との「車座対話」に臨み「国民から信頼される自民党をつくっていくためにさらに努力を重ねていきたい」と述べました。

齋藤経済産業大臣は、訪問先のインドネシアで「一生懸命応援してくれる仲間がおり、熱い思いに応えられるかどうか自分の心に引き続き問い続けている」と述べました。

自民党総裁選挙は、野田聖子氏も含め10人以上の名前が挙がる混戦模様となっています。

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