兵庫県の元・西播磨県民局長が作成した斎藤知事にパワハラの疑いがあるなどと告発する文書をめぐり、県議会が設置した百条委員会は、すべての県職員を対象に先月31日からアンケートを行いました。

23日の委員会には、今月5日までに寄せられた4500人余りの回答を集計した中間報告が示されることになっています。

このうち、知事が贈答品を受け取っている疑いについては
▽「目撃などにより実際に知っている」が43人
▽「目撃などにより実際に知っている人から聞いた」が160人
▽「人づてに聞いた」が743人
▽「知らない」が3622人でした。

また、自由記述欄には
▽「『淡路島のたまねぎがほしい』と発言した」
▽「受け取りを拒否した職員分のカニも知事が持ち帰ったと聞いた」
▽「どんな視察でもお土産がないと怒ると聞いた」といった内容が書かれていました。

一方、
▽「社会通念上の範囲で受け取っている事例は多くあると思われる」
▽「産品を生産者からもらいPRすることは他の自治体でもあると思う」といった記述もありました。

百条委員会は、回答の事実関係を確認したうえで参考資料として取り扱うことにしています。

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