自民党の小泉進次郎元環境相(43)=衆院神奈川11区、無派閥=が30日に記者会見を開き、9月の党総裁選(12日告示、27日投開票)への立候補を正式表明する方針を固めた。複数の関係者が明らかにした。
小泉氏は、同じ神奈川選出の菅義偉前首相(75)=無派閥=が全面支援をする。菅氏に近い無派閥議員らがすでに支援の準備を進めているほか、岸田派や二階派の中堅・若手議員らも加わる見通しだ。
小泉氏は首相を務めた純一郎氏の次男で、2009年衆院選で初当選。報道各社の世論調査では「次の首相」の質問で常に上位に位置している。
派閥の裏金事件で失墜した自民党のイメージ刷新のため、党内から出馬に待望論が上がっていた。一方で、党三役の経験はなく、閣僚経験も環境相のみで党内の一部には「経験不足」を指摘する声もある。(藤原慎一)
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