立憲民主党の代表選挙は、来月7日告示、23日投開票の日程で行われます。

野田元総理大臣は24日「衆議院選挙が近いと思うが、野党間でよく調整し、自民・公明両党を過半数割れに追い込むことにつながる代表選挙にしなければならない」と指摘しました。

野田氏は、今週中にも立候補を表明する方向で調整しています。

また、先週、立候補を表明した枝野前代表は25日、「この30年間は、人を使い捨てにする経済で、それを加速をさせている」と述べました。

枝野氏は、みずからが打ち出す「人間中心の経済」などの政策を訴え、党内での支持拡大に向けた働きかけを強めていく方針です。

さらに、立候補の意向を固めている泉代表は25日、党の地方組織と意見交換したあと「この党を安定させ、成長させていくため、歯を食いしばってやってきた自負はある」と述べました。

泉氏は26日、党所属のおよそ100人の地方議員が賛同した立候補要請の書面を受け取る予定で、引き続き、必要な推薦人の確保を進めることにしています。

一方、26日は立候補予定者を対象にした党の事前説明会が開かれます。

野田氏を支持する議員に加え、枝野氏や泉氏など複数の陣営が参加する見通しで、告示に向けて動きが活発になっています。

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