立憲民主党の吉田晴美衆院議員(52)が26日、党代表選(9月7日告示、23日投開票)に立候補の意欲を示した。国会内で記者団の取材に応じ、「永田町に染まっていない1期生の視点、生活に密着した女性の視点で代表選の論戦を喚起していきたい」と語った。
吉田氏は衆院東京8区選出の当選1回。同日、党本部で開かれた代表選の事前説明会に、自身に近い議員を出席させた。東京選出の議員や若手議員を中心に吉田氏を推す動きがあるが、立候補に必要な20人の推薦人確保のめどはついていないという。今後も党内に広く支援を呼びかけるとしている。
吉田氏は、記者団に「1期生が出ることは永田町の常識ではまだ早く、生意気と言われるかもしれないが、国民から負託を受けた意味では同じだ」とも語った。
吉田氏は山形県出身で、民主党政権の小川敏夫法相の大臣秘書官を務めた。民主党の公募に応じて、2013年参院選岩手選挙区に立候補し、落選。21年衆院選で東京8区から立候補し、自民党の石原伸晃元幹事長を破って初当選した。(大久保貴裕)
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