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<詳報>河野太郎氏は出馬会見で何を語った? 原発、マイナカード、皇位継承、派閥… 自民総裁選出馬を表明
◆「訂正して終わりでは国民の理解を得られない」
自民党総裁選への立候補を表明し、記者会見する河野デジタル相=国会内で(佐藤哲紀撮影)
河野氏は総裁選の論点である裏金事件への対応について「検察が調べて分からないものを真相究明するのは難しいが、書類を訂正したら終わりというのは国民の理解を得られない」と指摘。不記載分を返納した議員については「いったんけじめがつけば、あとは党の候補として国民の審判を仰ぐことになる」と述べた。 新首相に選出された場合の衆院解散・総選挙については「今の時点で将来の自分の手を縛ることは避けたい」と述べるにとどめた。◆麻生派だけど「総裁選後の人事に派閥を介入させない」
河野氏は、党内で唯一存続している麻生派の所属。派閥との向き合い方に関しては「派閥の弊害は金と人事。総裁選後の人事に派閥を介入させない」と語った。 選択的夫婦別姓制度は「認めた方がいいと思っている」と明言。改憲については「議論をしっかり前に進めて、なるべく早く発議に持っていきたい」と積極的な姿勢を示した。 総裁選は10人超が出馬に意欲を示す混戦模様。これまでに、小林鷹之前経済安全保障担当相(49)と石破茂元幹事長(67)が正式表明している。(坂田奈央) 鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。