自民党を離党した堀井学衆院議員(52)=比例代表北海道ブロック=は28日、選挙区内の有権者に香典などを配ったとされる事件を受け、議員辞職する意向を表明した。堀井氏は「選挙で託された1票を踏みにじる結果となった。全て私の順法精神の欠如が原因で、議員辞職する決意をした」とのコメントを発表。近く議員辞職願を衆院に提出する。
東京地検特捜部は7月、堀井氏が秘書らを通じて自身名義の香典などを提供した公選法違反容疑で、堀井氏の議員事務所や自宅などを家宅捜索した。
堀井氏は2012年衆院選で初当選。安倍派に所属し、派閥裏金事件では政治資金収支報告書への不記載額は18~22年の合計で2196万円に上った。
堀井学衆院議員
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