自民党の稲田朋美幹事長代理ら有志の女性議員グループは9月の党総裁選の立候補者へ女性活躍に関して提言する方針だ。28日に国会内で会合を開き、意見交換した。会合には永岡桂子前文部科学相ら10人が参加した。
会合で示した提言のたたき台に「女性閣僚30%以上」や「現職の女性議員不在の21府県に女性候補を擁立」といった内容を盛り込んだ。次期衆院選で国会議員の女性割合30%以上を目指した具体的な対策を打つよう求める方針も掲げた。
稲田氏は会合で「女性活躍や女性議員を増やすことを総裁選の大きなテーマにしてほしい」と訴えた。「すでに出馬している候補の中で女性活躍についてあまり言及がないようにも思う」と指摘した。
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