米軍岩国基地(山口県岩国市)に海軍のオスプレイなどが配備される計画について、村岡嗣政知事は29日、「基地周辺住民の生活環境に大きな影響を与えるものではない」として、県として「理解する」とのコメントを出した。地元の岩国市や近隣の和木町、周防大島町が既に容認する考えを示したことも理由に挙げた。
防衛省の説明によると、空母艦載機の機種更新でオスプレイやステルス戦闘機のF35Cを岩国基地に配備するほか、海兵隊の戦闘機の態勢も一部更新する。米海軍のオスプレイの国内配備は初めて。
村岡知事はコメントで「機種更新は現機種の老朽化などを踏まえ、国の外交・防衛政策上、必要と考えている」とするとともに、「(岩国基地周辺の)騒音軽減対策や安全対策等を確実に実施するよう強く求める」と述べた。
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