木原稔防衛相

 中国軍機による初めての領空侵犯が確認された問題について、木原稔防衛相は30日の閣議後記者会見で、防衛省の大和太郎防衛政策局長が在日中国大使館の国防武官に「極めて厳重に」抗議したと明らかにした。「外交、防衛双方のルートで発生した原因を含め、しかるべき説明を中国側に求めている」と強調した。

 木原氏は「さまざまなレベルで意思疎通を行っている。中国の軍事動向に対して強い関心を持って注視し、警戒・監視と対領空侵犯措置に万全を期す」と述べた。

 防衛省によると、中国軍のY9情報収集機1機は26日、長崎県の男女群島沖で、約2分間にわたり日本領空を侵犯した。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。