初当選した秋田県大館市長選から一夜明け、市役所で花束を受け取る石田健佑氏=2日午前

 秋田県大館市長選(1日投開票)で初当選し、全国最年少の市長となった石田健佑氏(27)は一夜明けた2日、市役所で記者団に「人口減少が一番の課題だ。若者が住みたいと思える町をつくっていく」と抱負を述べた。出迎えた職員には「超少子高齢化社会に立ち向かう。一緒に大館を変えていきましょう」と呼びかけた。  石田氏は大館市出身。東京メトロ勤務などを経て、2023年の市議選で初当選した。選挙戦では若手経営者や一部市議の支援を受け、次点と309票差の接戦を制した。  市長選は、福原淳嗣前市長が次期衆院選に立候補するため辞職したことに伴って実施。石田氏を含む元市議ら新人3人の争いとなった。


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