自民党の林芳正官房長官(63)は2日、党総裁選(12日告示、27日投開票)への立候補を表明する記者会見を、3日午後2時半に行うと発表した。2012年以来2回目の挑戦。10人超の名前が取り沙汰される乱立模様の中、正式表明は4人目となる。

林氏は、岸田文雄首相が率いた岸田派でナンバー2の座長を務めた。防衛相、外相などを歴任し、幅広い政策分野に精通。23年12月から官房長官として政府のスポークスマン役を担うが、世論調査の「ポスト岸田」候補としての支持は低迷している。発信力と知名度の向上が課題となる。

記者会見する林芳正官房長官=2日午前、首相官邸

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