岸田文雄首相は2日、パリ・パラリンピックで金メダルを獲得した競泳の鈴木孝幸選手と木村敬一選手に首相官邸からテレビ通話を通じて祝意を伝えた。「2人の活躍で国民の胸が熱くなり、感動を与えてくれた」と述べた。
鈴木選手は男子50メートル平泳ぎ(運動機能障害SB3)で8月29日に今大会で日本勢初となる金メダルに輝いた。6大会連続でパラリンピックに出場しており、首相に長く活躍する秘訣を問われ「継続は力なりと思っている」と答えた。
首相は木村選手の男子50メートル自由形(視覚障害S11)決勝を「本当にギリギリまで手に汗握る大接戦で見事な戦いぶりだった」とたたえた。木村選手は無観客だった東京大会と比べ「大きな声援の中で競技ができて幸せに感じた」と振り返った。
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