林芳正官房長官は3日、自民党総裁選(12日告示ー27日投開票)について「私の持てる力をフルに出し切って、果敢に向き合っていきたい」と述べた。3日午後に国会内で記者会見を開いて出馬を表明する。同日午前に東京・赤坂の衆院議員宿舎で記者団に答えた。
林氏は岸田文雄首相が会長を務めた自民党岸田派(宏池会)でナンバー2の座長だった。岸田派が近く、政治団体としての解散届を総務相宛てに提出することも明らかにした。岸田派幹部によると3日にも提出する。
今回の総裁選は立候補を表明済みの議員を含めて10人超が意欲を示す。林氏は「わざと違いを強調するよりも、じっくりいろいろな政策を討論していくなかで見てもらうものだ」との考えを示した。
1995年からの国会議員としての経験を訴えた。「それなりに実績も残せたと思っている。総理・総裁になれば安定した政権運営をやりたい」と語った。
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