立憲民主党の代表選挙で、現職の泉代表は、再選を目指して、立候補に必要な20人の推薦人の確保を進めてきましたが難航し、働きかけを続けてきました。

その結果、告示を7日に控え、推薦人の確保にメドが立ったとして、6日、記者会見を開いて、立候補を表明することになりました。

泉氏は5日夜遅く、「仲間たちが必死になって呼びかけをしてくれた成果が出た。全国で立憲民主党が政権交代可能だという姿を訴えていきたい」と述べました。

6日の記者会見では、次の衆議院選挙に向けた決意に加え、教育の無償化や税制の見直しによる格差是正など代表選挙で訴える政策も説明することにしています。

また、江田・元代表代行と吉田晴美氏は、立候補への模索を続けています。

一方、立候補を表明した野田元総理大臣は記者会見で「汚れた政治の『うみ』を出し尽くしていかなければいけない」と述べ、企業・団体献金の禁止や国会議員の世襲の制限といった政治改革の実現を訴えていく考えを示しました。

また、枝野前代表は、「自民党の『裏金問題』にも国民的な関心が高い。政治への信頼を取り戻したい」と述べ、政策活動費の廃止をはじめとした政治改革の具体策などを発表し、代表選挙での論戦を見据えた取り組みを進めています。

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