公明党は、山口代表の8期目の任期が今月28日の党大会で満了するのに伴い、今月18日に代表選挙を告示することにしていて、山口氏が続投するかどうかが焦点となっています。

こうした中、山口氏は6日、東京都内で講演し、代表選挙への対応について「来週10日の定例の記者会見で判断を表明したい。岸田総理大臣も政界全体をリフレッシュして世代交代を図っていくという大きな思いを描いてるのではないか。党首討論をやれば最年長となることも判断の1つの要素としたい」と述べました。

関係者によりますと、山口氏は、世代交代を図りたいなどとして次の代表選挙に立候補せず、今の任期で退任する方向で検討に入りました。

党内の意見などを見極めた上で判断することにしています。

山口氏は72歳。衆議院議員を経て参議院議員となり2009年から公明党の代表を務めています。

党内では後任に石井幹事長を推す声が出ていて今後、調整が図られる見通しです。

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