立憲民主党代表選に立候補し、記者会見に臨む（右から）野田元首相、枝野前代表、泉代表、吉田晴美衆院議員＝７日午前、東京・永田町の党本部
立憲民主党の代表選が７日告示され、２３日の投開票に向け選挙戦が始まった。野田佳彦元首相（６７）、枝野幸男前代表（６０）、泉健太代表（５０）、当選１回の吉田晴美衆院議員（５２）の４人が立候補を届け出た。共産党を含む野党協力の在り方や、党勢回復に向けた具体策などが論戦の焦点となる。２３日の臨時党大会で新代表を選出する。任期は２０２７年９月末まで。 吉田氏は、立候補を模索していた江田憲司元代表代行（６８）と７日朝に国会内で会談、江田氏が出馬を断念し吉田氏に一本化することを決めた。協議後、両氏が記者団に明らかにした。 代表選は、２１年１１月に就任した泉氏の任期満了に伴う。衆院解散・総選挙を見据え、自民党と対峙する「党の顔」を選ぶ戦いとなる。政権交代への戦略や政権担当能力の有無、安全保障や原発・エネルギー、憲法といった主要政策への姿勢に加え、泉氏の約３年間の党運営に対する評価も取り上げられる見込みだ。 各陣営は国会議員や国政選挙の公認候補予定者、地方議員、党員・協力党員の支持獲得を目指し、活動を加速する構えだ。
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