兵庫県の斎藤元彦知事のパワハラ疑惑などを巡り、県議会最大会派の自民党が斎藤氏に対する不信任決議案の提出を検討していることが11日、関係者への取材で分かった。定例議会が開会する19日にも提出し、採決する方向で各会派と調整しているという。可決された場合、地方自治法に基づき、斎藤氏は議会を解散するか自身が失職するかの判断を迫られる。

斎藤氏は11日の定例記者会見で、知事として続投する考えを改めて強調。不信任決議案が可決された場合については「地方自治法の規定に基づいて、どう対応するかということになる」と述べるにとどめた。

兵庫県の斎藤元彦知事=9日、神戸市中央区の同県庁

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