能登半島地震で被災した石川県珠洲市の飯田港を視察する立憲民主党代表選の4候補者。左から泉代表、枝野前代表、野田元首相、吉田晴美衆院議員(11日午後)=代表撮影・共同

立憲民主党の枝野幸男前代表は11日、自民党総裁選に立候補を予定する議員の一部が主張する早期の衆院解散論をけん制した。金沢市の記者会見で、能登半島地震の復興に注力するよう要求した。「物価高対策には補正予算の編成が必要だ。このような状況での早期解散は無責任だ」と述べた。

総裁選に、立民が主張してきた選択的夫婦別姓の導入や政策活動費廃止を唱える候補予定者がいるとも指摘。衆院議員の任期満了まで約1年残っているとして、新首相選出後は政策実現を優先すべきだと訴えた。〔共同〕

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