自民党総裁選に立候補した9人の推薦人に「裏金議員」はいるのか。 東京新聞は20人ずつの推薦人を一覧にし、裏金を受け取っていたと党本部が公表した議員を数えた。 自民党派閥の政治資金パーティー裏金事件後、初めてとなる党総裁選で、新たに選出される総裁には政治改革や党改革の手腕も求められる。届け出順に紹介する。

①高市早苗氏

高市早苗経済安全保障担当相の推薦人には「裏金議員」が13人で、最多だった。 杉田水脈、鈴木淳司、関芳弘、高鳥修一、谷川とむ、三ツ林裕巳、若林健太の各衆院議員と、赤池誠章、衛藤晟一、佐藤啓、西田昌司、堀井巌、山田宏の各参院議員。

②小林鷹之氏

小林鷹之前経済安全保障担当相はゼロ人。出馬表明した記者会見には複数の「裏金議員」が同席していたが、推薦人には1人も加わらなかった。

③林芳正氏

林芳正官房長官はゼロ人だった。

④小泉進次郎氏

小泉進次郎元環境相は山田美樹衆院議員の1人だった。

⑤上川陽子氏

上川陽子外相は森雅子参院議員の1人だった。

⑥加藤勝信氏

加藤勝信元官房長官は、亀岡偉民衆院議員と石井正弘、石田昌宏、羽生田俊の各参院議員の4人だった。

⑦河野太郎氏

河野太郎デジタル相はゼロ人だった。

⑧石破茂氏

石破茂元幹事長はゼロ人だった。

⑨茂木敏充氏

茂木敏充幹事長は、上野通子首相補佐官と簗和生衆院議員の2人だった。 

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